埼玉県に誕生したペールブルー色鮮やかなサーファーズハウス。
お庭とテラスのつながりが圧倒的な開放感を生み出し、広がる景色とゆったりとした時間にほのぼのとした気持ちにさせられる。
ヤシの木の緑と穏やかな日差しにワクワクさせられ、つい「お庭でバーベキューしたい」を思ってしまった。
テラス上部にはタープが設置できるよう金具がかけられるようになっており、日差しが強いときでも安心だ。テラスと隣接するランドリールームには造作棚やスロップシンクが設置され、もし汚れてしまった際でも室内を汚さないように配慮されているなど機能性の高さが窺える。外空間で至福なひとときを過ごすためにはこうしたこだわりはとても大切なポイントだ。

室内は大空間な吹き抜けとなっており、明るい陽光が差し込んでいた。
お気に入りのキッチンは木目の温もりを感じさせるハウステック社のマルーレを採用しており、ペンダントライトの優しい光も加えて家事をしていることが少し楽しくなりそうだ。小上がりの寛ぎスペース、ファミリークローゼットの収納力と間取り動線、造作洗面のタイル張り、ヘリンボーン柄にあしらわれたTV背面壁、脇にはワークスペースも配されている。
職人技術がそこかしこに取り込まれ、アメリカンデザインに合わせ、暮らしやすさを最優先に考えられている納得の一邸だ。